腸内環境がからだへ与える影響
以前の私は、食事に関して、あまり深く考えずに過ごしていました。
前職では、忙しさのあまりストレスを抱え、睡眠時間も短いなか食事も疎かになっていきました。
朝食:コンビニの惣菜パン
昼食:コンビニのパスタサラダやおにぎりで済ませ、時には昼食抜きで過ごすこともありました。
夕食:ご飯、煮物やお肉、サラダ
飲料は、塩分・水分補給飲料やコーヒーにはミルク、当たり前のようにガムシロップ2個は入れて飲んでいましたし、チョコレートや甘いものが大好きだったので間食はよくしていました。
そんな生活習慣を続けていた身体に異変が起こり始めます。強いストレスからか、慢性疲労などの不調や胃の痛み、脚を引きずるほどの股関節の痛みや腕の痺れが続いたのです。整形外科へ通うも湿布や痛み止めの処方で改善せず不安を抱える中、UROOMに出会い、痛みの原因は筋肉のロックだと知ることに。
そんな私がセラピストになると決めてからの体験を、お話したいと思います。
運命の出会い『オーソモレキュラー栄養療法』
オーソモレキュラー栄養療法とは、体内の栄養バランスの乱れが多くの病気や症状の原因だと考え不足している栄養(サプリメント)を用いて整えていく栄養療法です。
私たちの施術は、筋繊維が一時的にエネルギー代謝を回復するポジションを取ることで筋肉のロックを解除する手技療法です。エネルギー代謝の回復に必要な条件は血液が全身に巡り、酸素が行き渡っていることでした。このエネルギー代謝に栄養が大きく関わってるのではないかと、おぼろげながら見えてきた時期に私は入社しました。
疼痛のメカニズムの研究として栄養について学び調べていく中で、三大栄養素(糖質・脂質・タンパク質)の内、特にタンパク質は、身体を構成する成分であることが分かりました。
主な特徴は、筋肉や臓器、皮膚や髪の毛など身体の材料となるばかりでなく、体内の調整に役立っているホルモンの材料でもあります。また、免疫機能を高めたり酵素(消化酵素など)を構成する成分でもありますので、それだけ重要な栄養素と言えます。そして身体を動かしたり、筋肉の収縮、弛緩の際に必要なエネルギー源はATP(アデノシン三リン酸)と言われ、そのATPは身体に摂取した栄養(ビタミン・ミネラル)によって作られます。そのATP産生を最も高める『オーソモレキュラー栄養療法』にたどり着きました。
セラピストみんなで実践!!
ATP産生を高めるために欠かせない、ビタミンB群、ビタミンC 、ビタミンE 、マグネシウムとタンパク質をサプリメントやプロテインで積極的に取り入れることから始めました。
同時に、食事内容も「適量糖質高タンパク質食」に変えていきました。
糖質の過剰摂取は、身体に様々な影響を及ぼします。
こちらをご参照ください。
卵は1日3個、消化が良く高タンパク質な鶏肉、ビタミンB群が豊富な豚肉、亜鉛などミネラルが豊富な牛肉、必須脂肪酸が取れる青魚、タンパク質が豊富な赤身の魚など。さらに野菜などの食物繊維もバランスよく取り入れていきました。
慢性的な疲労を感じていた私は、疲労回復や内臓機能強化の働きがあると言われている高濃度ビタミンC点滴を試したりもしました。ビタミンCは水溶性ビタミンであり、尿と一緒に排出されてしまうため1時間ごとにビタミンCを摂取するというメガ摂取を試したこともありましたが、身体への吸収が早く、体内に長い間留まってくれる脂溶性のビタミンCに切り替えました。
つい忙しいと、手軽なインスタント食品を利用したくなりますよね。しかし、インスタント食品などの加工食品や、市販されているお惣菜などには、食品添加物が多く使われています。食品添加物により、ミネラルの吸収が阻害されたりインスタント食品に加工される時、ビタミンやミネラルが、どんどん失われてしまいます。また、野菜自体の栄養価が減っているとも言われていますので素材から料理したり、食事だけでは不足しがちな栄養はサプリメントで上手に補う必要があるんです。サプリメントは、より吸収が良いもの、吸収されるとき胃腸に負担のかからないもの…と、あれこれ試していきました。
しかし、他のセラピストは摂取できているのに私は、動物性タンパク質(ホエイ)を摂取すると、お腹が緩くなったり、胃の痛みがでてしまい、動物性タンパク質(ホエイ)を止めてみても胃がきゅーっと締めつけられるような痛みが続くようになりました。
極端なタンパク質不足によって胃液や消化酵素の分泌能力が弱くなり、消化吸収能力が低下してしまっていた私は、消化吸収能力を高めるために腸内環境を整えることが必要でした。
そこで、胃腸の不調に効くという方法を、いろいろ試してみました。
グルタミン酸
乳酸菌キャベツ
ペパーミントティーetc…
しかし、残念ながら思うような改善が見られませんでした。
ヨーグルト、ぬか漬け、味噌汁、納豆などの発酵食品や腸内の悪玉菌を減らし、腸内細菌のエサとなる食物繊維を積極的に摂っていきました。
善玉菌をサポートする酪酸菌
腸内環境を整え消化吸収を高めるため、胃酸で死滅することなく 腸内で活動できる有益菌 である酪酸菌に着目しました。酪酸菌は糖を分解して酪酸と呼ばれる物質を作り出す菌です。ぬか漬けなどの発酵食品に多く含まれている菌で、腸内細菌を整えたりする働きがある有機酸やビタミンB、Cを生み出しながら善玉菌の活性をサポートしてくれます。
また腸内環境を整える他、アレルギー改善や免疫力を高める効果も期待できます。
腸内環境は善玉菌と悪玉菌のバランスで決まります。しかし、飲酒、ストレス、偏った食生活及び風邪を引いた際の抗生物質の摂取等により善玉菌は減り、腸内環境は乱れてしまいます。
当時の私の生活習慣を考えると、善玉菌にとっては、非常に居心地の悪い腸内環境だったことでしょう。
酪酸菌を試したところ、胃の痛みが強くなり、お腹が更にゆるくなってしまいました。これは、腸内環境を変える力が強いため最初は逆にお腹の調子が悪くなることがあるそうで、それだけ腸内環境が悪かったということなんです。
一度飲んだことで腸内環境は変化していますので、お腹の調子が落ち着いてから再度、試してみたところ日中でも胃の痛みがない時間ができたり、痛みが気にならない日が増えたりし、お通じも少しずつ改善していったんです。
『琉球モリンガ配合たんぱく』との出会い
それでも動物性タンパク質(ホエイ)を摂取すると、胃の痛みは強くでてしまう状態でした。
なんでだろう?と考え探っていくと、動物性タンパク質(ホエイ)は吸収が速いため吸収の速さについていけず、乱れた生活習慣で腸内環境が悪化していた私は、吸収する力が弱くて、その早さに身体が対応しきれなくて、拒否反応を起こしていることを疑い、吸収がゆるやかな植物性タンパク質(ソイ)を一緒に摂ることで穏やかな吸収となり胃腸に負担なく吸収できるのではないかという仮説を立てました。そこで自社で開発した『琉球モリンガ配合たんぱく』に切り替えたところすんなり飲め、体調も上向きになっていったんです。
『琉球モリンガ配合たんぱく』は、スーパーフードと言われる国産の琉球モリンガを配合しております。
琉球モリンガには、90種類以上の栄養素、46種類以上の抗酸化物質という豊富な栄養素が含まれており、15g/日摂取していただくと、厚生労働省が定める1日に必要なビタミン推奨量の約2倍以上が摂取できます。
この琉球モリンガに加え、動物性タンパク質(ホエイ)、植物性タンパク質(ソイ)の3種類のタンパク質がバランスよく配合されています。エネルギー産生に必要なビタミンが一緒に摂れ、エネルギー代謝を改善し、免疫力や栄養の吸収力を上げるのに効果が期待できます。
抗酸化、抗炎症作用にこだわり、大切な家族に摂ってもらいたいと言う願いから作った自信作です。
そして、酪酸菌に、抗ストレス作用をもつGABAと、酵素活性作用をもちタンパク質吸収をサポートする生姜麹を配合した『酪酸菌と生姜麹』も自社開発しました。
吸収スピードの速い動物性タンパク質(ホエイ)に穏やかな吸収スピードの植物性タンパク質(ソイ)を合わせることで、胃腸に負担なく吸収できるようになり、『酪酸菌と生姜麹』を摂取しながら、腸内細菌のエサとなる食物繊維をしっかり摂ることで酪酸菌が腸内に定着し、胃腸の調子が劇的に改善し不調から抜け出すことができました。
腸内環境が整うと栄養が身体にしっかり届いていきますので、エネルギー代謝が改善され私たちの施術と合わせて取り組んでいくことが疼痛改善への近道となります。
『琉球モリンガ配合たんぱく』は、飲みやすく、飲み方のアレンジもたくさん出来ておすすめです。
タンパク質(プロテイン)は美味しくないと思っていらっしゃる方も是非。
参考レシピ
【モリンガ豆乳バナナ】
モリンガ配合たんぱく15g
豆乳100ml (お好みで調整)
バナナ半分
ブレンダーなどで混ぜると飲みやすく、お子様からご年配の方まで美味しくお召し上がりいただけます。ママセラピストの2歳になる娘さんも、ヨーグルトに『琉球モリンガ配合たんぱく』をかけて、パクパク食べるそうです。
先日、離れて暮らす息子たちから『あの頃は言えなかったけど、急な老けこみように驚いていた…今は元気そうで良かったよ』と言われました。余程酷かったんだろうなぁと、今までの生活習慣を反省しつつ、腸内環境を整えることの大切さと影響の大きさ、そして栄養の重要性を気づかせてくれた言葉は何より嬉しかったです。
女性はいつまでも若々しくいたいですものね。
同じような不調でお悩みの方、是非一度、お試しいただきたい商品です。
一人でも多くの方の健康の良いきっかけになれば嬉しいです。
栄養療法の監修、ご指導いただいている神戸ナカムラクリニック 中村篤史院長お薦めのサプリメントです。
医食同源Lab(自社製品)
・琉球モリンガ配合たんぱく
・酪酸菌と生姜麹(自社製品)
・EPA/DHA
Now Foods
・ビタミンC(アスコルビン酸・脂溶性)
Thorne Research
・ビタミンB複合 (8種類のビタミンB群)
・ビタミンD
・ビタミンE
・ナイアシンアミド
・マグネシウム
・亜鉛
Life Extension
・ビタミンB1(ベンフォチアミン)
gaia HERBS
・ロディオラ
様々な情報を載せております。
詳しくはこちらをご覧ください。
医食同源Lab:https://ishokudogen.jp/
オーソモレキュラー栄養療法Lab:https://www.orthomolecularlab.jp/
腰痛ラボ:https://www.backachelab.jp/